私たちは発達障がい児(例えば広汎性発達障がい、自閉症スペクトラム障がい、注意欠如多動性障がい、学習障がい)の親の会です。発達障がいとは、生まれながらに何らかの「困難さ・苦手さ」を持っていることを示し、「障害=できない」を指すのではありません。この苦手さや困難さは、「物事をやり方をぱっと自然に身に着けることが難しい」ということを指します。逆に言えば「やり方をその子なりに理解しやすい方法で1つ1つ丁寧に取り組めばできることが増えていく」ということでもあります。この子ども達のなかには、知的には正常な能力を持っているけれど、人との相互的なやりとりの関係を持つ事や暗黙の了解とされている状況での人間関係や社会的関係をもつことが苦手な子も含まれます。
そのため、周囲に発達障がい特性についての理解がないと、怠けているとか、躾のなっていない子とみられやすく、周囲の誤解から色々なトラブルを起きたり、責められた結果自信を喪失して不登校などの二次的な問題に発展することもあります。このような問題に直面する度に、私たち親はどのように対処すればよいのか悩んできました。もちろん、医療現場で相談する方法もありますが、予約が混み合う現在状況では3か月~半年に1回の相談となることが多く、悩みでもありました。
そこで、私たち親たちが、専門家に気軽に相談できる場、そして互いに悩みを話し合い、励ましあい、こころが元気になれる場を太陽の会として自分たちで作ってきました。並行して、子どもたちに対して、発達支援の専門家の指導のもと大学生ボランティアスタッフが子どもにあった個別課題やグループ課題を作成し、ほめたり、励まして社会的スキルや学業スキルと自尊心を育む場を作ってきました。また子どもたちと関わったボランティアスタッフの大学生が、後に大学生が専門家になるステップになっております。今後も子どもたちが毎日を楽しく過ごしていくための社会性・コミュニケーションのスキル(コツ)を身につけるためのプログラムの開発を行い、楽しく個々の能力を伸ばす活動を続けていきたいと思っています。
愛知県知多地区(大府市・知多市・半田市・東海市・常滑市・南知多町・美浜町・武豊町・東浦町・阿久比町)
・年間2~4回の定例会(親子参加)
・子どもの学習会 原則、月に1回(小・中・高・大学生・社会人)
・日間賀島合宿(4泊5日)8月
・親の勉強会(専門家を交えての茶話会・講演会)
一般、賛助会員へのコンサルテーション・セミナー等
大学生を対象としたボランティアスクールです。
スタッフOB・OGは、臨床心理士、教員、社会人として活躍しています。
・プログラムグループへの参加(希望者のみ)
コンピューターグループ・運動グループ・鉄道研究会など
※会の活動及び主催事業などにつきましては、
アスペ・エルデの会ホームページをご覧ください。
現在小学校1年生以上で、知多地区在住の方が対象です。
(社会人の方は一度ご相談ください)
申込み方法については、入会案内をご参照下さい。
活動地域など太陽の会に関するお問い合わせは、下記フォームにてお問い合わせください。折り返しご連絡させて頂きます。